モイ株式会社(本社:東京都千代田区 代表:赤松 洋介)は、ライブ配信サービス「ツイキャス」において配信インフラを大きく刷新しましたことをお知らせいたします。これにより、さらなるデータ通信量節約や画質向上、新機能追加も実現し、より様々なユーザーのニーズに応える配信環境を整えることができました。
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さらなるデータ通信量節約が可能に

データ通信量節約において動画関連サービスの中でもトップを誇るツイキャスですが、今回その特長をさらに強化しました。
通信規制のかかった端末でも、 Fragmented MP4 HLS に対応(※1)することで視聴にあたって消費されるデータ通信量を従来比で20%削減し、より快適に視聴いただけるようになりました。
また、スマホにてバックグラウンド再生を行った際、自動的に映像を停止しデータ通信量消費を抑える「データ節約機能(※2)」を搭載しました。アプリが復帰したときには遅延なく映像が再開されるため、ストレスもありません。

より多くのユーザーに向けて画質向上を実現

ツイキャスらしい低通信量消費・映像と音声の低遅延を保った形での高画質についても、同時に実現しました。
ゲーム実況などが行える外部ツール(配信ソフトウェア)配信では900p/30fps, 720p/60fpsまで正式にサポートし、より高画質に楽しめるようになりました。さらに、これまでは限定されたユーザーのみ利用可能でしたが、今回の刷新に伴い全ユーザーが利用可能となりました。
また昨年12月から一部開始していたHTML5視聴は、外部ツール配信を含む全ての配信について全ブラウザからの視聴に対応し、遅延の少ない再生を実現しました。
スマホ視聴においては、新たに「映像再生モード」を選択できるようになり、配信画質のままの高画質で視聴できる「ソース画質」からほとんど通信量を消費しない24kbps(※3)まで、幅広い映像画質が設定可能に。従来どおり通信量や遅延は抑えたまま、良好な画質を楽しむことが可能となりました。同時にモバイルからの配信画質も、よりなめらかに改善しています。

「ツイキャス・デスクトップ・ライブ」やその他新機能を追加

新機能として、デスクトップアプリ「ツイキャス・デスクトップ・ライブ」をリリースいたしました(※4)。
こちらをインストールして映したいウィンドウを選択するだけで、PCゲームなどの画面をそのままツイキャスに配信可能。「ツイキャス・デスクトップ・ライブ」ではツイキャスらしい低遅延・低通信量消費な配信が、手軽な設定で最も高画質に配信できるようになっています。
ツイキャスや各動画関連サービスでも、ゲーム実況配信は高い人気を保っています。
初心者の方でも「PC画面を映してゲーム実況してみたい」と感じた時に、「すぐに、簡単に」始められる点が大きな魅力です。

ツイキャス・デスクトップ・ライブ(TDL)ダウンロードページ
http://twitcasting.tv/tdl_download.php

また、音声については、全端末でステレオ配信・視聴が可能となり、iOS端末からもステレオ・マイクを挿すだけでステレオ放送ができるようになりました(※5)。
さらに、HTML5における映像フォーマット・WebMのAPI を公開。これによりHP上に簡単なコードを書くだけで、さまざまなブラウザからツイキャスに映像配信することが可能となっています。

※1: iOS10以上およびAndroid 4.2以上。
※2: 現在は iOS専用、ソース画質・標準画質(低遅延)選択時 のみ。今後順次Androidでも対応予定。
※3: iOS10以上、Android 4.2以上。それ以前の端末は30kbps。
※4: 現在はWindowsのみ対応
※5: AndroidはXperia端末のみ対応(外部マイクなしでステレオ配信可)

TwitCasting(ツイキャス)とは

ツイキャスとは、モバイルにフォーカスしたライブ配信コミュニティです。スマートフォン一台あれば、いつでもどこでも映像を配信出来るサービスとして拡大し、現在全世界に1,800万人以上の登録ユーザーがいます。そのうち、約2割が海外の登録ユーザーです。

・リリース日: 2010年 2月 3日
・対応言語: 日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、繁体字、タイ語、インドネシア語
・アプリの対応:App Store(配信用閲覧用)Google Play(配信用閲覧用
・メディア素材:こちら